ティックトックの生配信で収益を得るには
今、TikTokのライブ配信で「無言配信」が流行っているのをご存知でしょうか?ライブ配信には、 クリエイターによってさまざまな配信方法がありますが、配信中にも関わらず、一言も発せずに収益を上げている配信者がいるのです。今回はそんな「無言配信の謎」についてガチで考察していきたいと思います。
コンテンツ
1 TikTokの「無言配信」とは?
2 無言配信をバズらせたTikToker「夏絵ココ」
3 「夏絵ココ」の無言配信が流行った理由
3.1 非言語・匿名アカウントの強み
3.2 TikTokのコラボ機能をフル活用
3.3 トークに自信がない人でもOK
4 誰もやっていない配信スタイルに挑戦する
5 そもそもTikTokって稼げるんだっけ?
6 ライブ配信の同時視聴者数を増やすには
TikTokの「無言配信」とは?
そもそもライブ配信は、配信者が視聴者からのコメントを読み、質問などに答えていくスタイルが一般的です。ですが、無言配信は基本的に、ライブ配信中に言葉を発さず、コメントを読んだりすることもありません。私自身、初めて無言配信を見た時は、ライブ配信らしからぬ異様な光景に、ついつい最後まで視聴してしまいました。 そんな私が無言配信を知るキッカケとなったTikTokerの「夏絵ココ」さんは無言配信の先駆け的な存在です。
無言配信をバズらせたTikToker「夏絵ココ」
夏絵ココさんは、TikTokで無言配信という今までになかった配信スタイルを確立し、一気に有名ティックトッカーになりました。 無言配信といっても、ただ黙って突っ立っているという訳ではなく、視聴者からのギフト(投げ銭)に反応して、犬や猫の動きや鳴き声を真似たり、表情や動きを変えたりします。そのため、夏絵ココさんのいろんなリアクションを見たい視聴者たちが、様々なギフトを送るのです。 直近の夏絵ココさんのフォロワーの伸び率を見てみると、1週間で約8万人のフォロワーが増えています。(当記事作成段階で約64.5万フォロワー)夏絵ココさんが本格的に活動を開始したのは2022年からなので、わずか3ヶ月で数十万人ものフォロワーを増やしたことがわかります。
「夏絵ココ」の無言配信が流行った理由
ではなぜ無言配信がここまで流行ったのでしょう?ここからはその理由について解説していきます。
非言語・匿名アカウントの強み
YouTubeでバズる動画の法則で、「匿名・非言語の法則」というものがあります。 この法則は、言葉を発したり、顔出しをしない方が、視聴者の好みを分ける要素を少なくなり、視聴維持率が上がるという法則です。時々、YouTubeのオススメで顔出しも音声もなしで、手元のみを映し、絵が完成するまでの工程を早回しした動画が何千万回も再生されているのを見たことはありませんか?こういった動画は、まさにこの法則を強みにして再生されています。 無言配信がここまで流行った理由として、まず考えられるのは、言葉を発しないため日本語の分からない国外の人からも視聴されやすいという点です。実際、夏絵ココさんの配信には毎回様々な言語のコメントが寄せられています。つまり、視覚的に“何が起こっているかが分かる“ので、誰が見ても楽しめる配信と言えます。
また、夏絵ココさんの無言配信では顔出しはしているものの、本人の素性はほとんど謎に包まれています。そのため、人々の興味を引きやすく、「いつか喋るのではないか」という期待も相まって、配信からの離脱を防止しています。
TikTokのコラボ機能をフル活用
夏絵ココさんは無言配信というスタイルを確立してからしばらくすると、有名ティックトッカー「さとゆ」さんと定期的にコラボをし始めました。 TikTokには「コラボ配信機能」というものがあり、他のTikTokerと同じ画面で同時にライブ配信をすることができます。自分のフォロワー以外にも存在を知ってもらうきっかけにもなり、フォロワー増加も期待ができます。 また、この2人は「コラボバトル(配信中にどちらが多くギフトを貰えるかの対決)」という配信機能を頻繁に利用しており、フォロワーを楽しませながら、より多くの収益を獲得しています。このコラボ機能によって
「絶対に笑わない配信者」VS「絶対に笑わせたい配信者」
の構図ができあがり、毎回チャット欄はそれぞれを応援するコメントで溢れかえります。コラボ相手次第で、ここまで面白いコンテンツになるのが無言配信の魅力なのかも知れません。
トークに自信がない人でもOK
一般的なライブ配信では、視聴者とのコミュニケーションが喜ばれるので、どんどん流れてくるコメントに受け答えしなければならない難しさがあります。 ですが、無言配信はコメントの受け答えや質問返しなどをする必要がないため、 「話すことが苦手」「あまり自分の話はしたくない」「何を話していいか分からない」 という方でも始めやすいと言えるでしょう。一時期TikTokで流行っていた「コメントで絶対に笑わない生配信」も無言配信と同じ理由でオススメです。
誰もやっていない配信スタイルに挑戦する
ここまで無言配信がバズった理由を解説してきましたが、そもそもこのような配信方法が流行った根本的な理由はなんでしょう? 1番の理由は、“誰もやっていない新しい配信スタイル”だったからです。 今からあなたが全く同じスタイルで無言配信を始めたからといって、必ずバズるとは言えません。最初は無言配信から始めてみるのも一つの手ですが、何か新しいテイストや、自身にしか出せない個性を生かした配信を見つけることをおすすめします。
そもそもTikTokって稼げるんだっけ?
ライブ配信で視聴者が送ることのできるギフトは、手の出しやすい安価なものから高額なものまで、実に70種類以上のギフトが存在します。その価格は、一番安いギフト(バラ)で2円、一番高いギフト(TikTok Universe)で約64000円となっています。また、登録したばかりのユーザーには、お試しで送れるギフトを配布しているので、最初は課金しなくてもクリエイターにギフトを送ることが可能です。 このようにTikTokの運営サイドがギフトを送るハードルを下げる仕掛けを行なっている為、2021年の日本のライブ配信の投げ銭市場は約300億円と言われており、2024年には1000億円にものぼると言われています。 TikTokは投げ銭のしやすい環境が整っているので、収益を得やすいと言えます。ギフトを貰った配信者は、ギフト分のコインを換金することができます。換金率は約30〜50%なので、1000円のギフトを貰った場合、約300〜500円を受け取ることができます。仮に、フォロワーのうち200人が300円ずつギフトを送ったとします。換金率が30%だった場合でも、1回の配信で1.8万円の収益を得ることができるのです。 また、国外の人は自国の言語でコメントしても反応してもらえない為、ギフトでライバーを応援する方がとても多いです。国外の人でも楽しめる配信を心がけましょう。
ライブ配信の同時視聴者数を増やすには
ここまでライブ配信での収益化について解説しましたが、収益を得るためには、他のTikTokerとのコラボで認知度を上げ、フォロワー数を増やしていく必要があります。 ですが、仮にあなたが人気の配信者だったとして、フォロワーの少ないアカウントとコラボしたいと思うでしょうか? そこで、これからTikTokを始めようと思っている方や、ライブ配信で収益を得たい!という方は、SNSMARKET.JPでフォロワー数や再生回数を購入することがオススメです。フォロワー数や再生回数を増やすことで、ユーザーのおすすめ欄に表示されやすくなり、多くの人の目に留まるようになります。
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