TikTokの「シャドウバン」とは、運営側がユーザーに対して行う利用制限のことです。この状況になると投稿がおすすめ欄に乗らなくなるので、再生回数やいいね、コメント数などが激減することが多いです。 このシャドウバンは、基本的にユーザーに通知されることなく科されるペナルティなので、気付かないままでいると予想以上のダメージに繋がる可能性もあるため、注意が必要です。 今回は、なぜこのような現象が起こるのかや、実際に起きた時の対処法について解説していきます。
コンテンツ
1 シャドウバンされる原因8つ
2 TikTokでシャドウバンされた時の対処法3つ
3 シャドウバンされたかを確かめる方法
4 まとめ
シャドウバンされる原因8つ
コミュニティガイドラインに違反している
最も多いケースは、ガイドライン違反です。 TikTokの「コミュニティガイドライン」では、次のような内容の投稿が明確に禁止されています。
・暴力的で過激な行為
・中傷や差別
・ハラスメントやいじめ
・薬物などの犯罪行為
・自傷行為などの危険行為
・性的行為の描写
・なりすましや誤解を招くような情報
これらの投稿はリスクが高いので、運用する際は十分注意しましょう。
短期間で連続投稿している
短い期間でかなりの数を投稿すると、運営側からスパムだと誤解される恐れがあります。動画は一気に投稿せず、一定時間を空けて投稿しましょう。
ハッシュタグが多い
検索してもらいやすくなる「ハッシュタグ」ですが、つけすぎてしまうとペナルティが科されることがあります。 特に注意すべきなのは、投稿内容と全く関係ないハッシュタグ。多くのユーザーに見てもらおうと、安易に色々なハッシュタグをつけるのは控えましょう。 TikTokでは最大30個のハッシュタグがつけられますが、多すぎると動画が見にくくなってしまうデメリットも。数は3~5個程度に留めておくのがおすすめです。
開設したばかりのアカウント
新しいアカウントは、投稿実績がない状態なので運営のチェックに引っ掛かりやすいです。新規で登録した場合は、しばらく慎重に投稿するようにしましょう。
SNSへの誘導が多い
投稿動画で他のSNSへの誘導を積極的に行うと、不適切なコンテンツと認識されることがあるようです。特に注意なのはYouTube! 動画やコメントで「続きはYouTubeで解説しています♪」といった紹介はリスクがあるので注意しましょう。
著作権がある楽曲を使用している
動画に使う楽曲をフリー音源にするなら問題ないですが、著作権がある楽曲を使用するのは禁止されています。知らずに使ってしまうとペナルティが科されることもあるので、事前にしっかりと確認しましょう。
複数のデバイスで同時刻にログインしている
同時刻に別のデバイスでログインすると不審なアカウントだと判断されるおそれがあります。 特に注意すべきなのは、店舗や会社などのアカウントを複数人で運用する時。同じ時間帯のログインは危険視されることもあるので注意しましょう。
別のユーザーから通報された
ガイドラインに違反していない投稿でも、他のユーザーから通報されてシャドウバンされることがあります。投稿する際は適切な内容かどうか客観的に判断してから投稿するようにしましょう。
TikTokでシャドウバンされた時の対処法3つ
しばらく投稿をせずに放置する
原因がわかっていない状況で投稿し続けると、解除されるまで余計時間がかかってしまう恐れがあります。 ペナルティが科されている期間は再生回数やいいね、コメントなども伸びにくいため、気持ちを切り替えて解除されるまで一定期間アカウントを放置しましょう。
原因だと思われる動画を削除する
ペナルティがなぜ科されたのか、原因の動画が何なのかわかっているなら、早急に削除するのをおすすめします。 原因が無くなって運営側が「問題ない」と判断すれば、早く解除されやすくなるでしょう。
ガイドラインを守って投稿を続ける
シャドウバン後もフォロワーには自分が投稿した動画を公開できます。その動画の反応が良ければ「良質なアカウント」と判断される可能性も大いにあります。 再生回数が大幅に上がることはないかと思いますが、信用度がアップすれば早く解除される可能性があるので、注意をしながら投稿をし続けるのも良いでしょう。
シャドウバンされたかを確かめる方法
ペナルティを受けたどうか確かめたい場合は、TikTokのインサイトを確認しましょう。 見極め方法は、おすすめからの流入をチェックすること。シャドウバンされていたら、この数値が「0%」になっているはずです。 以前と比較して再生回数が極端に落ちた時や、フォロワー以外のユーザーからの反応が無くなった場合は、ぜひこの方法で確かめてみてください。
まとめ
シャドウバンはどのくらいの期間で解除されるのかが不透明なので、ビジネスとして運用している場合は、かなりのダメージに繋がってしまいます。 ガイドラインに沿った投稿をすればリスクはかなり減りますが、ご紹介した原因でも不審なアカウントだと判断される可能性があるので、十分注意しましょう。 万が一シャドウバンされた場合は、ご紹介した対処法をぜひ実践してみてくださいね!
Comments