世界中で利用されているTikTokは、企業や個人が自身のブランドの構築や宣伝、販促、集客などあらゆる効果をもたらしてくれるSNSです。そんなTikTokで効果的に視聴者を増やしていくためには、視聴者が興味のあるコンテンツを発信していくことが極めて重要です。
そこでおすすめなのが「エンターテインメント性が高い動画」と「役立つハウツー動画」の投稿です。一体なぜこれらの投稿内容がおすすめなのか、また具体的にどのような形で投稿すれば良いのか、今回の記事で詳しくご紹介していきます。
エンタメ動画は視聴者の感情に訴えることができる
エンターテインメントは、見ている人にワクワク感や驚きを提供することができるコンテンツです。TikTokに登録している多くの視聴者は、「楽しみ」や「笑い」を求めているので、エンタメ動画は非常に相性が良く、バズりやすいおすすめのコンテンツだといえます。ですが、エンタメを求め過ぎてしまうと、ただ単にアカウント運営者が楽しいだけの動画になってしまうこともあるので注意が必要。
エンタメ動画は視聴者に楽しんでもらうためのものなので、視聴者目線で共感できたり、思わずシェアしたくなるような、そんな内容を工夫しながら発信していくことが大切です。エンタメ系の動画を作る時は、面白い構成をまず考える必要があります。
具体的には、冒頭で引きつけて、面白いオチ(気になる情報の結末)を最後に持っていくような構成が良いでしょう。面白いオチを最後に持ってくることで視聴者は気になって動画を見続けてくれますし、オチに満足してくれればフォローしてくれる可能性も高まります。 また、視聴者が参加しやすいダンスなどを活用するのもおすすめの方法!視聴者参加型の動画を発信することで、よりエンゲージメントも向上しやすくなります。
ハウツー動画は視聴者の悩みを解消できる
TikTokで視聴者を増やす上でおすすめのコンテンツ2つ目は「ハウツー動画」です。 ハウツー動画とは、視聴者にとって役立つスキルや情報をわかりやすく伝えるというもの。具体的には、料理やメイク、節約、DIY、英語学習などが挙げられます。ハウツー動画はサムネイルの時点で視聴者にダイレクトに動画の内容を発信できるため、エンゲージメントもより高くなりやすくなります。
ハウツー動画を作る時は、とにかく内容をわかりやすく、シンプルにまとめるのがポイント。TikTokでは1分以内の動画を投稿する方が多いですが、10分ほどの長尺動画を投稿することもできます。ダラダラと長く動画を投稿してしまうと離脱される危険性があるので注意が必要ですが、「他の動画と差別化を図りたい」「コンテンツの質に自信がある」という場合は長い尺でも十分勝負できるので、ぜひチャレンジしてみてください。
投稿内容は、視聴者が動画を見た後に簡単に実践できるような内容を意識しましょう。一般的なハウツ―動画はライバルも多く、すでに多くの動画が投稿されていることも多いです。一般的なハウツー動画を投稿したとしても、少し珍しい、ニッチなハウツー動画も合わせて投稿することで他のアカウントとの差別化を図ることができます。 また、トレンドに関連したハウツー動画は多くの視聴者の興味を引くことができるので、その時々のトレンドも必ずチェックするようにしましょう。
エンタメとハウツーを組み合わせて投稿する
エンタメ動画とハウツー動画は、それぞれ視聴者を増やすことができる投稿内容ですが、これらのコンテンツを組み合わせることで、より視聴者にとって印象深い動画を投稿できます。
例えば、スキルを伝えるハウツー動画を投稿する場合。 ハウツー動画の内容によっては、つい堅苦しく説明してしまうこともあります。ですが、ここにエンタメ要素を入れることで、一気に親近感が生まれ、視聴者も好感を持ちやすくなります。
エンタメ動画を投稿する場合も同じことがいえます。ちょっとした笑いの中に、視聴者が生活で役立つアイデアを少し加えることで、「見て良かった」と一層思ってもらうことができるのです。また、どのような内容であっても、あなたのアカウントならではの個性を意識することも重要です。 フォントや色、話し方、動画のジャンルなどに一貫性がないと視聴者が離れてしまうので要注意。視聴者は一貫性のある投稿に関心を持ちやすいので、動画内容をはじめ、サムネイルなど、色や配置の一貫性にもこだわってみてください。
まとめ
TikTokで視聴者を増やす方法はいくつかありますが、中でも動画の投稿内容はアカウントの「軸」ともいえる、とても大事な部分です。この2つのジャンルはTikTokの視聴者に強くアプローチできるので、ぜひ取り入れてみてください。 また、アカウントを運用する時は、自分のブランドイメージに合わせて一貫性を持たせることも大切です。視聴者はコンテンツの一貫性や個性を重視し、共感したアカウントをフォローしてくれるので、ぜひこの点も合わせて意識してみてくださいね。
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