TikTokのライブ配信で設定できる「モデレーター」は、円滑なライブ進行をサポートしてくれる人を指定できるシステムです。 今回は、そんなTikTokライブのモデレーターの基本情報をご紹介!設定方法や依頼するメリットなどを詳しく解説していきます。 今まさにTikTokをしていて、ライブ配信も増やしていきたいと考えている方は、ぜひ記事内容を参考にしてください。
TikTokモデレーターの基本情報
ご紹介した通り、TikTokのモデレーターとはライブ配信が炎上などのトラブルに遭うことなく、スムーズに進むようサポートする人のことです。 コメントが自由にできるライブ配信中は、自由な分誹謗中傷のようなコメントが寄せられることもあります。このようなコメントが書き込まれると、他のユーザーがそれを指摘してより炎上してしまう恐れもあります。 モデレーターはこういったトラブルを防ぎ、ライブ配信がより気持ち良く進行するよう、不適切なコメントをしたユーザーをミュートしたり、ブロックできる権限が与えられています。 ミュートとブロックの違いは次の通りです。
・ミュート
不適切なコメントを書き込んだユーザーを非表示にする。ミュートされたユーザーはコメントできなくなるがライブの視聴は可能。
・ブロック
不適切なコメントを書き込んだユーザーをブロックする。ブロックされたユーザーはコメントできなくなるだけではなく、配信者の投稿やライブなども今後閲覧できなくなる。
ミュートやブロックはライブ終了後も有効となるので、一度設定されたユーザーは、コメントや動画の視聴が今後もできません。
TikTokモデレーターの設定方法
設定は、ライブの配信者が行います。配信前や配信中にも設定できますが、よりスムーズにライブ進行をするために、事前に設定するのがおすすめです。
具体的な設定方法は次の通りです。
ライブ配信前に依頼をしたいユーザーに連絡をする
ライブ配信を開始して、依頼したユーザーが参加しているのを確認する
アイコンをタップして「管理」を選択する
モデレーターに指定する
依頼する場合、ライブの日時によってはモデレーターも対応が難しいことがあります。ライブ配信時間が決まっているならそれを伝え、どの日程を引き受けてくれそうか確認しましょう。 また、無報酬で請け負ってくれる人もいれば、報酬を貰っている人もいます。このあたりも連絡を取り合った際に交渉するのがおすすめです。
モデレーターに依頼するメリット
ご紹介したように、モデレーターは不適切なコメントをするユーザーをミュートしたり、ブロックする権限が与えられます。 コメント欄が荒れたり、炎上のリスクを抑えることができるので、よりスムーズにライブ配信ができるのも依頼する大きなメリットですが、依頼することでライブ中のルールが守られてモラルが維持され、ライブ配信の雰囲気が全体的に良くなります。 さらに、モデレーターはアカウントの横に「モデレーター」と表示されるので、ライブ中のルールやちょっとした宣伝を堂々としてもらえます。
「不適切なコメントはミュートやブロックすることがあります」
「今日はルールを守って楽しい時間を過ごしましょう♪」
「毎週●曜日の●時からライブ配信をしているので、ぜひ配信者のフォローもお願いします★」
このような内容も伝えやすいので、ぜひ発信してもらいましょう。 モデレーターとうまく協力し合うことで、ライブ配信をより盛り上げたり、新たなファンを構築することができるので、ぜひ実践してみてくださいね。
モデレーターを依頼する時の注意点2つ
依頼する時は、次の点に注意しながら行いましょう。
信頼できない人には頼まない
モデレーターにはミュートやブロックという権限があるので、きちんと判断できる人に依頼しないと、好意的に見てくれているファンをミュート、ブロックしてしまう恐れもあります。 この時、ミュートやブロックされたユーザーは、配信者とモデレーター、どちらに対応されたのかわからず誤解や批判を招くこともあります。 このようなリスクを避けるためにも信頼できるユーザーに依頼するようにしましょう。
複数人に依頼する時は役割分担をする
どのようなライブ配信も、基本的にモデレーターは1~3名ほどで対処できます。 ですが、依頼するモデレーターが多すぎるとかえって混乱してしまい、ライブの進行がスムーズにいかなかったり、トラブルに対処できないことも。複数人に依頼した場合は、事前に役割分担をしてライブ中に混乱がないようにしましょう。
まとめ
ライブ中のコメント欄やユーザーの管理をしてくれるモデレーターは、動画配信者と一緒に円滑なライブ進行を作り上げていく、大事な存在です。 ライブが気持ち良く進行できれば、配信者のフォロワーやライブの視聴者が増える効果も期待できます。定期的にライブ配信を行いたい、ライブの雰囲気を良くしたいと考えている方は、ぜひ依頼を検討してみてください。
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